【米軍進路予想】台風20号(ヌーリ)発生! [気象]
31日午後3時ごろ、フィリピンの東の近海で、台風20号が発生しました。
台風シーズンの割に台風のニュースを久しく聞かなかった気もしますが、
実際、台風19号以来、約1ヶ月空けての発生です。
これだけ間が空くのは14年ぶりなんだそうです。
現在、台風20号は時速15キロで西に進んでおり、中心気圧は1000
ヘクトパスカル、最大瞬間風速は25メートルとされています。
そして、台風20号の名前は「ヌーリ」で、マレーシアが用意した鳥の鸚鵡
(オウム)を意味します。
台風の発達には海面水温が28度以上であることが必要と言われますが、
この海域では海面水温が30度前後と高くなっています。
今はまだ1000ヘクトパスカルと弱い台風ですが、今後、海面水温の高い
領域を進むにつれ、発達する見込みです。
米軍の進路予想では、今後、台風20号は東に進路を変える模様ですので、
日本上陸があるとすれば6日~8日あたりが予想されます。
秋の台風は日本付近で速度を上げ、急に襲来するのが特徴のひとつです。
今のところ、関東の南沖をかすめていくルートが有力視されていますが、一歩
間違えば直撃もあり得るといったところのようです。
とりあえず平日の直撃は勘弁願いたいところです。
今後の動きにご注意下さい。
.
宇宙から見てもすごいスーパー台風 台風に格下げ!注意する日は? [気象]
大型で非常に強い台風19号は、沖縄の南の海上を北上しており、
12日に沖縄、その後、九州の南の海上へ進むと予想されています。
気象庁の観測によりますと、時速15キロ、中心の気圧は920ヘクト
パスカル、最大瞬間風速は70メートルとなっています。
一時は「スーパー台風」にまで発達し、高度約400キロで地球を周回
する国際宇宙ステーションからの壮大な写真が話題となりました。
まさにスーパーです・・・。
しかし、現在は発達のピークは過ぎており、米軍の情報では「スーパー
台風」から「台風」に格下げされたようです。
それでも安心はできません。
何しろ、今回の台風19号は進路がエグいのです。
台風19号は、12日(日)に沖縄・奄美に近づいた後、進路を東寄りに変え、
13日(月)に西日本、14日(火)には東日本に接近するおそれがあります。
今後も最新の情報に注意し、早めの対策を心掛けたいものです。
【関連記事①】【米軍進路予想】スーパー台風19号(ヴァンフォン) 日本上陸へ!
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-09
【関連記事②】【米軍進路予想】台風19号(ヴァンフォン)はスーパー台風!
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-08
【米軍進路予想】スーパー台風19号(ヴァンフォン) 日本上陸へ! [気象]
猛烈な台風19号は、フィリピンの東の海上を北上しており、11日
以降、沖縄県に近づく見通しです。
その後、西日本の南へ進むと予想され、十分な注意が必要です。
台風19号は、中心の気圧が910ヘクトパスカル、最大瞬間風速
が80メートルと、スーパー台風となっています。
発達のピークは越えたようですが、沖縄、九州の南とほぼ一直線に
北上して、12日(日)~13日(月)には西日本に接近しそうです。
東日本には、13日(月)~14日(火)前半に接近しそうですが、その
影響は台風が西日本でどれだけ勢力を落とすかで変わってきます。
猛烈な勢力のスーパー台風状態で日本に上陸することはなさそう
ですが、米軍進路予想を見ると心配になってきます。
注意しておいて損はなさそうです。
【関連記事】【米軍進路予想】台風19号(ヴァンフォン)はスーパー台風!
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-08
【米軍進路予想】台風19号(ヴァンフォン)はスーパー台風! [気象]
3日、マーシャル諸島で発生した台風19号は、猛烈な勢力で
日本の南を進んでいます。
名前は、マカオが用意したヴァンフォン(すずめ蜂)です。
今後、台風19号は、11日(土)から12日(日)に沖縄に接近し、
13日に西日本から東日本に近づくおそれがあります。
8日午後6時現在、台風19号はフィリピンの東を西北西にあり、
中心付近の気圧は実に900ヘクトパスカルとなっています。
最大瞬間風速85メートルの、今年最強の台風なのです!
.
このような猛烈な勢力の台風の中で、特に破壊力のあるものは
「スーパー台風」と呼ばれます。
アメリカの米軍合同台風警報センターの台風の強さの分類で、
最も強いレベルが「スーパー台風」と定義されているのです。
アメリカの風速の測定は、時間の単位が日本と違うのですが、
条件は最大風速130ノット以上(風速67メートル)のようです。
去年、フィリピンで未曾有の被害をもたらした台風30号もこの
「スーパー台風」でした。
以下の画像は、米軍合同台風警報センターの画像ですが、左上
に「SUPER TYPHOON 19W」と表示されています。
ちなみに、画像中の時間はグリニッジ標準時(日本時間-8時間)です。
こんな台風に上陸されたら大変です!
台風18号以上の警戒が必要となりそうです。
【関連記事】【米軍進路予想】スーパー台風19号(ヴァンフォン) 日本上陸へ!
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-09
【米軍進路予想】台風18号(ファンフォン) 6日に首都圏直撃か? [気象]
4日、大型で非常に強い台風18号(ファンフォン)は、沖縄県の大東島地方
を北上していて、6日にかけて西日本や東日本に近づく見込みです。
気象庁の発表によると、午後10時には沖縄県の南大東島の北北東160キロ
の海上を1時間に10キロの速さで北北西へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大
瞬間風速は65メートルの暴風が吹いています。
精度が高いとされる米軍の予想では、当初の予想よりも北よりに進み、6日に
は首都圏を直撃する見込みです。
時間とともに最悪の進路となっていることに不安を感じます。
今後、5日から6日にかけては西日本から東日本の太平洋側を中心に非常に
激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
5日の夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで▽九州南部で250ミリ、
▽東海で180ミリ▽沖縄地方、四国、近畿で150ミリ、▽九州北部と奄美、それに
伊豆諸島で100ミリと予想されています。
さらにその後も雨は降り続き、5日の夕方から6日の夕方にかけての雨量は、
いずれも多いところで▽東海で4~600ミリ、▽近畿で3~500ミリ、▽四国で
3~400ミリ▽関東甲信と北陸で2~300ミリと予想されています。
厳重な注意が必要です。
【関連記事】【米軍進路予想】台風18号(ファンフォン)が急速強化で日本直撃?
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-03
を北上していて、6日にかけて西日本や東日本に近づく見込みです。
気象庁の発表によると、午後10時には沖縄県の南大東島の北北東160キロ
の海上を1時間に10キロの速さで北北西へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大
瞬間風速は65メートルの暴風が吹いています。
精度が高いとされる米軍の予想では、当初の予想よりも北よりに進み、6日に
は首都圏を直撃する見込みです。
時間とともに最悪の進路となっていることに不安を感じます。
今後、5日から6日にかけては西日本から東日本の太平洋側を中心に非常に
激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
5日の夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで▽九州南部で250ミリ、
▽東海で180ミリ▽沖縄地方、四国、近畿で150ミリ、▽九州北部と奄美、それに
伊豆諸島で100ミリと予想されています。
さらにその後も雨は降り続き、5日の夕方から6日の夕方にかけての雨量は、
いずれも多いところで▽東海で4~600ミリ、▽近畿で3~500ミリ、▽四国で
3~400ミリ▽関東甲信と北陸で2~300ミリと予想されています。
厳重な注意が必要です。
【関連記事】【米軍進路予想】台風18号(ファンフォン)が急速強化で日本直撃?
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-03
【米軍進路予想】台風18号(ファンフォン)が急速強化で日本直撃? [気象]
台風18号(ファンフォン)は、1日から2日にかけて急速に発達し、大型で
非常に強い台風となりました。
3日午後6時時点で、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速
は70メートルとなっています。
この急速な発達は強力な台風に特有の「急速強化」と呼ばれる現象で、
専門家は「暴風と大雨、突風に警戒や注意が必要だ」と指摘しています。
先月29日に発生した台風18号は、1日から2日にかけて中心の気圧が
975から935ヘクトパスカルに低下、急速に勢力が強くなりました。
中心の気圧が24時間で40ヘクトパスカル前後も下がる現象は専門家の
間で「急速強化」と呼ばれ、強力な台風に特有の現象として知られています。
台風は、海面の水温がおおむね26度以上の場合に発達しますが、台風の
風で海水がかき混ぜられ、水温が下がり、それ以上は発達しにくくなります。
しかし、今回、台風18号が急速に発達した海域は海面の水温が30度近くあり、
水深100メートルでも25度以上のところが多かったようです。
つまり、海水がかき混ぜられても水温があまり下がらなかったため、急速強化
が起きたということになります。
3日午後6時現在、台風18号は日本の南の海上にあち、時速15キロの速さで
北西へ進んでいます。
今後、5日(日)には西日本に接近し、進路次第で上陸のおそれもあります。
本州付近には前線があるため、台風が近づく前から、西日本や東日本では
太平洋側を中心に大雨となる所がありそうだです。
5日午後6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、九州
南部が2~300ミリ、西日本・東日本・沖縄地方1~200ミリです。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、早めの台風対策
を講じる必要がありそうです。
【関連記事】2014年 台風18号 米軍の進路予想が伊勢湾台風に!
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-01
2014年 台風18号 米軍の進路予想が伊勢湾台風に! [気象]
上図は気象庁の台風18号の進路予想図です。
29日午後3時にトラック諸島で発生した台風18号は、1日現在、
発達しながら日本のはるか南を進んでいます。
名前は「ファンフォン」でラオスが用意した「動物の名前」です。
1日午後6時現在、マリアナ諸島を時速25キロの速さで北西に
進んでおり、中心付近の気圧は975ヘクトパスカルです。
台風は海面水温の高い海域を進むため、今後も発達を続けながら
日本列島に近づく見込みです。
気象庁の進路予想では、6日(月)に九州直撃の恐れがあります。
しかし、米軍の進路予想では気象庁の予想よりも急カーブで東へ
進路を変えるようです。
週明け6日には西日本から東日本の太平洋側に接近するおそれ
があるとされています。
そして、その予想ルートが1959年の伊勢湾台風に似ているのでは
いうことで話題になっています。
伊勢湾台風は、死者4,697名、行方不明者401名、負傷者
38,921名という非常に大きな被害を出した台風でした。
伊勢湾台風より南よりですが、たしかに軌道は似ています。
米軍の進路予想のほうが精度が高いとされるだけに心配です。
台風18号の勢力は3日には950ヘクトパスカルにまで達すると
見込まれており、厳重な注意が必要となりそうです。
【関連記事】【米軍予想】台風18号(ファンフォン)が急速強化で日本直撃?
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-10-03
台風8号ノグリー(たぬき)の進路はどうなる? [気象]
9日、大型で強い台風8号ノグリー(たぬき)の影響で、沖縄読谷村で1時間
に96.5ミリの猛烈な雨を観測するなど各地で記録的な大雨となりました。
台風8号は10日に九州へ上陸し、日本列島を沿うように東へ進む見通しで、
11日には東京-大阪間を結ぶ交通の便などが大混乱に陥りそうです。
気象庁は「台風は強い勢力を保ったまま10日に九州に接近し、12日(土)
にかけて日本列島に沿うように東に進む見込み。大雨には厳重な警戒が
必要で、暴風、高波、高潮にも警戒が必要」と警告してします。
さて、今回の台風8号と同じルートをたどったのが2007年7月の台風4号
で、死者と行方不明者が計7人、全国で54人の負傷者が出ました。
その台風4号はどのような経路をたどったのでしょう。
7月 9日 カロリン諸島近海で発生。
7月13日 沖縄に接近。那覇市で最大瞬間風速56.3メートルを記録(7月の観測史上最大)。
7月14日 14時、鹿児島県大隅半島に上陸。
宮崎県日南市油津で最大瞬間風速55.9メートルを記録(油津での観測史上最大)。 その後、宮崎県から日向灘へ進む。同日21時、足摺岬を通過。四国沖を通過する。
7月15日5時、潮岬を通過。本州南海上を東進、午後には伊豆諸島を通過する。
7月16日9時、関東の東で温帯低気圧に変わる。
以上の通りなら、九州上陸後、太平洋岸を東進する展開となりそうです。
しかし、この台風4号の通過直後に新潟県中越沖地震が発生しているので、
今回もいろいろと警戒したほうがよさそうです。
【関連記事】台風8号ノグリー(たぬき)発生!凶悪ぶりに注意!
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-07-05
台風8号ノグリー(たぬき)発生!凶悪ぶりに注意! [気象]
4日午前9時、マリアナ諸島で台風8号が発生しました。台風8号の名前は韓国が
用意した「ノグリー」で、日本語で「たぬき」という意味です。
来週は台風の動きに十分な注意が必要です。
台風8号は海水温の非常に高い海上を進みながら、急速に発達しており、台風を
取り巻く積乱雲は密集しており、中心付近には眼も見え始めています。
今後は更に勢力を強めながら北西に進み、8日(火)頃、非常に強い勢力のままで
沖縄地方を直撃するおそれがあります。
予想される最大瞬間風速は65メートルで、これは車が横転したり、ブロック塀が倒壊
したり、電柱が傾くなど、いわば竜巻の襲来を受けるような烈風とも言えます。
今予想されているような沖縄本島のすぐ西側を通るようなコースを取れば、7月として
はもちろん、年間を通しても記録的な大変な暴風に見舞われるおそれがあります。
台風には慣れている沖縄でも、風に対しては最大級の警戒が必要となるでしょう。
沖縄を通過した後、予報円の真ん中を通ると、10日(木)頃、九州付近に進む予想と
なっています。
そうなれば、7月としては、記録的に強い勢力での本土襲来となるかもしれません。
統計がある1951年以降で、7月に本土に上陸した台風は28個ありますが、これらの台風
の特徴は、日本付近に接近・上陸する頃には勢力を弱めるものが多くなっています。
28個の台風のうち、上陸直前の勢力が960hPa程度と比較的強かったものは数個程度で、
その他のほとんどが970~980hPa程度での上陸となっています。
しかし、7月に一つだけ945hPaという異例の強さで九州に上陸した台風があります。
それが2007の台風4号です。
この台風は、海水温の高い所で発達し、沖縄から九州にかけて、非常に強い勢力で
北上したため、猛烈な風や大雨に伴う大きな被害をもたらしました。
そしてこの台風4号と今回の台風8号は、発生時期や発生場所、コース、発達具合など、
いずれもよく似ています。
沖縄から九州にかけては、猛烈な風や大雨、高波に対して、厳重な警戒が必要です。
更に、来週12日(土)は満月で、10日(木)~13日(日)は大潮期にあたるため、台風の
接近が予想される九州を中心に、高潮に対しても十分な警戒が必要です。
今後の台風8号の進路が注目されます。
復活!台風7号(5年ぶり) [気象]
14日(土)午後3時に南シナ海北部で発生した台風7号「ハギビス」
(日本語で「すばやい」)は、16日午前3時に熱帯低気圧に変わった後、
きょう17日正午に再び台風7号として復活しました。
一度、台風でなくなった低気圧が再び台風になるのは、2009年17号
以来5年ぶりで、6月中旬までに台風7号が発生するのは1997年以来
17年ぶりなんだそうです。
この台風7号、17日夜には、九州の南に進む見通しで、九州南部を
中心に大雨や強風、高波に警戒が必要です。
こうした「復活台風」は、数年に一度程度ありますが、復活後に本州
付近に接近した例は稀です。
復活台風の多くは、一度、陸地に上陸し、海面からの熱や水蒸気の
補給が断たれて衰弱し、熱帯低気圧に変わった後、海上で熱や
水蒸気を補給して台風に戻るというケースであり、今回も同様です。
台風7号が通過中の東シナ海は、海面水温がまだ25℃前後と
それほど高くありませんが、今後は海水温が上がり、さらに台風が
発生しやすい環境となってくるでしょう。