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台風8号ノグリー(たぬき)発生!凶悪ぶりに注意! [気象]

台風8号.png

4日午前9時、マリアナ諸島で台風8号が発生しました。台風8号の名前は韓国が
用意した「ノグリー」で、日本語で「たぬき」という意味です。


来週は台風の動きに十分な注意が必要です。


台風8号は海水温の非常に高い海上を進みながら、急速に発達しており、台風を
取り巻く積乱雲は密集しており、中心付近には眼も見え始めています。


今後は更に勢力を強めながら北西に進み、8日(火)頃、非常に強い勢力のままで
沖縄地方を直撃するおそれがあります。


予想される最大瞬間風速は65メートルで、これは車が横転したり、ブロック塀が倒壊
したり、電柱が傾くなど、いわば竜巻の襲来を受けるような烈風とも言えます。


今予想されているような沖縄本島のすぐ西側を通るようなコースを取れば、7月として
はもちろん、年間を通しても記録的な大変な暴風に見舞われるおそれがあります。


台風には慣れている沖縄でも、風に対しては最大級の警戒が必要となるでしょう。


沖縄を通過した後、予報円の真ん中を通ると、10日(木)頃、九州付近に進む予想と
なっています。


そうなれば、7月としては、記録的に強い勢力での本土襲来となるかもしれません。


統計がある1951年以降で、7月に本土に上陸した台風は28個ありますが、これらの台風
の特徴は、日本付近に接近・上陸する頃には勢力を弱めるものが多くなっています。


28個の台風のうち、上陸直前の勢力が960hPa程度と比較的強かったものは数個程度で、
その他のほとんどが970~980hPa程度での上陸となっています。


しかし、7月に一つだけ945hPaという異例の強さで九州に上陸した台風があります。
それが2007の台風4号です。


この台風は、海水温の高い所で発達し、沖縄から九州にかけて、非常に強い勢力で
北上したため、猛烈な風や大雨に伴う大きな被害をもたらしました。


そしてこの台風4号と今回の台風8号は、発生時期や発生場所、コース、発達具合など、
いずれもよく似ています。


沖縄から九州にかけては、猛烈な風や大雨、高波に対して、厳重な警戒が必要です。


更に、来週12日(土)は満月で、10日(木)~13日(日)は大潮期にあたるため、台風の
接近が予想される九州を中心に、高潮に対しても十分な警戒が必要です。


今後の台風8号の進路が注目されます。







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