台風8号ノグリー(たぬき)の進路はどうなる? [気象]
9日、大型で強い台風8号ノグリー(たぬき)の影響で、沖縄読谷村で1時間
に96.5ミリの猛烈な雨を観測するなど各地で記録的な大雨となりました。
台風8号は10日に九州へ上陸し、日本列島を沿うように東へ進む見通しで、
11日には東京-大阪間を結ぶ交通の便などが大混乱に陥りそうです。
気象庁は「台風は強い勢力を保ったまま10日に九州に接近し、12日(土)
にかけて日本列島に沿うように東に進む見込み。大雨には厳重な警戒が
必要で、暴風、高波、高潮にも警戒が必要」と警告してします。
さて、今回の台風8号と同じルートをたどったのが2007年7月の台風4号
で、死者と行方不明者が計7人、全国で54人の負傷者が出ました。
その台風4号はどのような経路をたどったのでしょう。
7月 9日 カロリン諸島近海で発生。
7月13日 沖縄に接近。那覇市で最大瞬間風速56.3メートルを記録(7月の観測史上最大)。
7月14日 14時、鹿児島県大隅半島に上陸。
宮崎県日南市油津で最大瞬間風速55.9メートルを記録(油津での観測史上最大)。 その後、宮崎県から日向灘へ進む。同日21時、足摺岬を通過。四国沖を通過する。
7月15日5時、潮岬を通過。本州南海上を東進、午後には伊豆諸島を通過する。
7月16日9時、関東の東で温帯低気圧に変わる。
以上の通りなら、九州上陸後、太平洋岸を東進する展開となりそうです。
しかし、この台風4号の通過直後に新潟県中越沖地震が発生しているので、
今回もいろいろと警戒したほうがよさそうです。
【関連記事】台風8号ノグリー(たぬき)発生!凶悪ぶりに注意!
http://extremejapan.blog.so-net.ne.jp/2014-07-05
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2014-07-09 22:37
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