復活!台風7号(5年ぶり) [気象]
14日(土)午後3時に南シナ海北部で発生した台風7号「ハギビス」
(日本語で「すばやい」)は、16日午前3時に熱帯低気圧に変わった後、
きょう17日正午に再び台風7号として復活しました。
一度、台風でなくなった低気圧が再び台風になるのは、2009年17号
以来5年ぶりで、6月中旬までに台風7号が発生するのは1997年以来
17年ぶりなんだそうです。
この台風7号、17日夜には、九州の南に進む見通しで、九州南部を
中心に大雨や強風、高波に警戒が必要です。
こうした「復活台風」は、数年に一度程度ありますが、復活後に本州
付近に接近した例は稀です。
復活台風の多くは、一度、陸地に上陸し、海面からの熱や水蒸気の
補給が断たれて衰弱し、熱帯低気圧に変わった後、海上で熱や
水蒸気を補給して台風に戻るというケースであり、今回も同様です。
台風7号が通過中の東シナ海は、海面水温がまだ25℃前後と
それほど高くありませんが、今後は海水温が上がり、さらに台風が
発生しやすい環境となってくるでしょう。
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2014-06-17 21:27
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