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2015年6月30日にうるう秒の挿入が決定! うるう秒とは? [時事]


5日、パリに本部を置く国際地球回転および基準座標系事業は、
今年の6月30日の最後にうるう秒1秒を挿入すると発表しました。


国際地球回転および基準座標系事業の英語名は「International
Earth Rotation and Reference Systems Service」です。


余りにも長いので、「IERS」と略されます。


IERSによると、今年の6月30日23時59分59秒の後に「うるう秒」
が挿入され、7月の始まりが一瞬遅れるそうです。


つまり、同日の23時59分59秒までに寝れば、いつもと同じ時間
に起きても1秒多く寝れることになります。


これはお得です!


しかし、上記の時間は世界時間で、日本との時差は9時間です。


世界時間の23時59分59秒は、日本時間では7月1日の午前8時
59分59秒となります。


9時と言えば、会社の始業時刻です。


当日は1秒間の遅刻が救済される奇跡の光景が各地で見られる
ことでしょう。


それにしても、「うるう秒」とは何なのでしょうか?


「うるう年」は知っていても、「うるう秒」は聞いたことがありません。


「うるう秒」は、地球の自転によって定義される世界時間と、世界各地
の原子時計の加重平均である国際原子時間のズレを修正するもので、
12月または6月の最後に追加されます。


原子時計は地球の自転よりも正確ですが、地球の自転は速度が早く
なったり遅くなったりするため、どうしてもずれてしまうのだそうです。


そのため、地球の自転が遅い(1回転にかかる時間が長い)場合は、
59分59秒のあとに1秒を挿入し、地球の自転が速い(1回転にかかる
時間が短い)場合は、59分58秒の次を0分0秒にします。


今回は1秒が挿入されますから、地球の自転が遅かったからという
ことになります。


そこまで厳密にしなくても・・・という気もしますが、少し楽しみです!




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