2015 Jリーグから明治安田生命Jリーグへ改称!何故なのか? [スポーツ]
15日、Jリーグは、明治安田生命保険相互会社と「Jリーグ
タイトルパートナー契約」を締結したと発表しました。
これは2015年度より新設される制度で、2015シーズン~
2018シーズンまでの4シーズンの契約となります。
この契約締結により、明治安田生命保険相互会社はJ1、J2、
J3各リーグのタイトルパートナーとなります。
従来の「Jリーグディビジョン1」「Jリーグディビジョン2」から、
「明治安田生命J1リーグ」「明治安田生命J2リーグ」に改称されるのです!
ものすごい違和感です・・・。
明治安田生命の社内サッカー大会のような響きです。
しかし、これは世界の潮流でもあります。
すでに他のスポーツで同様な事例が見られます。
ターキッシュエアラインズbjリーグ
日本生命セパ交流戦
LAWSONクライマックスシリーズ
SMBC日本シリーズ
そして、アジアのサッカーではもはや常識だったりします。
アジア各国のトップリーグスポンサー例
ロシャン・プレミアリーグ(アフガニスタン): 通信会社
アジア・コール・プレミアリーグ(イラク): 携帯電話会社
BV Sport・スーパーリーグ(インドネシア): スポーツ用品会社
ヒュンダイ・Aリーグ(オーストラリア): 自動車会社
オマーンテル・リーグ(オマーン): 通信会社
Metfone・Cリーグ(カンボジア): 通信会社
現代オイルバンクKリーグクラシック(韓国): 石油会社
アブドゥッラティーフ・ジャミール・リーグ(サウジアラビア): 総合商社
ダイアログ・チャンピオンズリーグ(スリランカ): 通信会社
トヨタ・タイ・プレミアリーグ(タイ): 自動車会社
メディアテック・インターシティ・フットボールリーグ(台湾): 半導体会社
中国平安保険・中国サッカー・スーパーリーグ(中国): 保険会社
マーティアズ・メモリアル・レッドブル・Aディヴィジョンリーグ(ネパール): 飲料会社
ニトル・タタ・バングラデシュ・プレミアリーグ(バングラデシュ): 自動車会社
デジセル・東ティモール・サッカーリーグ(東ティモール): 携帯電話会社
Eximbank・Vリーグ(ベトナム): 銀行
アストロ・マレーシア・スーパーリーグ(マレーシア): テレビ局
アル・マナースィール・ヨルダン・プロリーグ(ヨルダン): 総合商社
もちろん、サッカー先進国でも同様です。
バークレイズ・プレミアリーグ: 銀行
リーガ・BBVA: 銀行
だったら納得です。
慣れの問題なのでしょう。
しかし、何故、明治安田生命なのでしょうか?
Jリーグ側が明治安田生命を熱心に口説いたようですが、
他に手を挙げる企業があってもよさそうです。
Jリーグのファンが減っていることと、観戦者の高齢化が
進んでいることに関係がありそうです。
Jリーグファン数の推移
2008年 1677万人
2009年 1648万人
2010年 1521万人
2011年 1416万人
2012年 1245万人
2013年 1216万人
2014年 1197万人
Jリーグ観戦者年齢分布の推移
2001年~2013年の推移
11~18歳 12.0% → 6.7%
19~22歳 11.4% → 6.5%
23~29歳 26.2% → 11.8%
30~39歳 28.9% → 23.6%
40~49歳 13.2% → 28.4%
50歳以上 8.3% → 23.1%
若者のJリーグ離れが進み、高齢化向けコンテンツとなりつつある
ことから、生命保険が選ばれたということなのでしょうか?
何ともシュールです・・・。
ちなみに、英語は「MEIJI and YASUDA J LEAGUE」とやや短め
ですので、こちらのほうが普及していくのかもしれません。
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