デング熱 代々木公園が感染源? [時事]
28日、厚生労働省などは、新たに東京都内の20歳代男性と
埼玉県の20歳代女性の感染を確認したと発表しました。
これで国内感染者は3人目となります。
発表によると、2人は、最初に感染が判明した10歳代女性と
同じ都内の学校に通う同級生だそうです。
8月初旬~中旬にかけて、代々木公園で、学園祭に向けて
ダンスの練習をし、そこで蚊に刺されたとされています。
いずれも海外渡航歴はなく、厚労省は「公園でウイルスを持つ
特定の蚊を媒介して感染した可能性が高い」と見ています。
3人は約30人のグループで行動していましたが、ほかに感染の
兆候のある学生は、現段階ではいないようです。
もっとも、相手は蚊ですから、交友関係は関係ないでしょう。
何とも頼りない情報です。
その後、東京都は28日午後5時から、代々木公園内にバリケード
を張り、薬剤を散布して蚊の駆除を行いました。
デング熱の国内感染者が出たのはなんと約70年ぶりだけに、
かなり騒がしい事態となっています。
東京株式市場ではフマキラー株がストップ高となりました。
実際、私も途中まで「テング熱」だと思っていたくらい、この
病気について何も知りませんでした。
デング熱は東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域で流行しており、
この地域を訪れた日本人が毎年約200人感染しています。
人から人に直接感染することはありませんが、感染を防ぐ
には、蚊に刺されない対策を取るしかないようです。
感染すると、頭痛・筋肉痛・関節痛を伴った発熱が始まります。
そして、発症後、3~4日後より胸部・体幹から始まる発疹が
出現し、四肢・顔面へ広がります。
その後1週間程度で消失し、通常、後遺症なく回復します。
しかし、ボーン・クラッシュ・フィーバーと呼ばれるくらい苦痛
を伴う発熱であるようです。
今後の情報が待たれます。
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2014-08-28 22:49
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